多分、随分前から当たり前の機能としてカーナビにはあるのかもしれませんが、CDを次々にハードディスクへ飲み込むMSV(ミュージックサーバー)という機能がAVIC-VH9000にもあります。
ナビのディスクドライブにCDを直接入れるもよし、NAVI*STUDIOにあるBeatJamからPC経由で入れるもよしといった感じで曲を放り込み、様々なスタイルで曲を聴くことができます。
お気に入りはLinkGatePlayという聞き方で、再生中の曲に関連性のある曲を、勝手に選んで流していってくれるモードです。
なので、少しずつ曲調がズレていったりして、「そう繋がるか」と思ったりするところが面白かったりします。
その他にも、気分に合わせた曲をリストアップしてくれるフィーリングプレイもあります。iPodみたいな感じでしょうか(持ってないので分かりませんが)。
もちろん、「どんな気分か」は自分で指定する必要がありますが、オートモードもあるので、お任せできて便利です。
このモードで曲をリストアップするには、曲調解析されたものじゃなきゃダメなようです。
ナビのディスクドライブ経由なら自動で解析されるようですが、BeatJam経由のときは解析をしないで読み込むと、このモードの対象にならないようです。
曲にもよりますが、解析には1曲30秒~1分程度かかります。
ちなみに、CD-Rへデジタル録音したCDは取り込めませんとマニュアルにありましたが、大昔にCD-Rへ焼いた曲も難なく読み込めてしまいました。
但し、曲情報まで読み取れるものと読み取れないものがあるようです。
もし、読み込めない場合は1度BeatJamへ読み込んで、「曲情報をGracenote音楽認識サービスから取得」というコマンドで曲情報を見つけることができます。
結構、時間がかかりますが、ほとんどの場合は正しく認識できます。
このサービス、音で認識してるのでしょうか。スゴイです。
明らかに間違ってそうな場合は、曲名をダブルクリックするれば、その他の候補が出てきます。
それでも出来ない場合や間違っている場合は、自分で曲名などを編集する必要があります。