今日は、携帯とナビを接続してみました。
私が使っている携帯は、SHARPの904SHという古い機種で、キャリアはSoftBankです。
ちょどvodafoneがSoftBankになった直後に、アンテナが無いこと、GPSが使ってみたかったこと、画面がVGA（640*480pix）だったことと、Bluetoothが付いていたこと、つまり当時の最先端技術がたくさん盛り込まれていたことを、店頭のパンフで見たからという危険な選び方で機種変しました。
当然、後で調べてみると、vodafone時代の機種のシルクをSoftBankにしただけの、当時でも型落ち機種だったことが判明しました。
なので、やたらブ厚いデザインを人に笑われ、搭載Flashは古いバージョン、Bluetoothは他に対応している機械を持ってないので全く使わない、GPSは終電で乗り過ごしで自宅まで歩いた際に活躍したのが１度きりという、携帯選びの失敗例みたいになってしまいました。
でも、AVIC-VH9000と接続することで、初めてその真価を発揮しました。
ナビにはBluetoothユニットを付けてもらっていたのでケーブル要らず、しかも3G接続可能なので通信もマズマズ速いのです。
通信費はユーザ持ちなので、携帯とAVIC-VH9000を接続してフルに活用するには、パケット定額にしておくのが無難です。
現在のところ、パイオニアが提供しているサービスは全て無料のようです。
携帯をナビに接続するのはカンタンです。
先ず、ナビでブルートゥースの暗証番号4桁を予め設定しておきます。
次に、携帯のブルートゥースをＯＮにして待ち受けにします。
ナビから周辺のブルートゥース機器へ呼びかけると、携帯がナビの電波を受信して暗証番号を要求されるので、さっきの4桁を入力して設定完了です。
次回から、携帯のブルートゥースをＯＮにするだけで、勝手に接続してくれます。
煩わしいケーブルが要らないので、車の中にケーブルが這うこともありません。
ＰＣと接続するドックなどは皆こうなってくれれば、ケーブルがなくなってスッキリするのにと思っちゃいます。
でも、ブルートゥースを多用するなら、シガーソケットの携帯充電器が必要かもしれません。
AVIC-VH9000と携帯を繋いで、面倒な手間無しにスグ試せるのが天気予報です。
ナビ地図上にアイコンで天気予報を表示させることができ、天気予報の画面ではフルに画面を使った天気予報図や週間予報が表示されます。
次に試したが、オンデマンドVICSです。
これは、従来のVICSが車載ビーコンで受ける受動的な情報に対して、携帯で積極的にVICSへアクセスしてナビルート上の渋滞情報をゲットするものです。
アクセスの間隔を最短の１０分にしておけば、走行中にナビルート上の身近な渋滞情報をキャッチしては、どんどん渋滞を回避する最適なルートを検索してくれます。
この機能こそ、携帯とナビを連動させる真骨頂だと思います。
１時間程度のルートで試したところ、道中４～５回提案された渋滞回避ルートを使って、到着時間が予想よりも短く済むことが体感できました。
購入したAVIC-VH9000は30万km先までの渋滞を察知できますが、最新型のAVIC-VH9900は70万km先までの渋滞を察知できるらしく、１度に長距離の運転をする時は最新型の方がより回避ルートが適切らしいです。
それから、インターネットもできたのですが、Flashも表示できないブラウザで、おまけに3Gとは言え数百kbpsの接続速度なので、重くて使い物にはならなそうでした。
これは、モバイルPCを持ち歩いて、WiMAXなどのサービスを使う方が賢明です。
最後に、先日スマートループに登録したので、蓄積型プローブを有効にしました。
これは、走行データをパイオニアの提供するサーバーへアップロードするサービスです。
私はPCで接続した際に、アップロードする設定にしました。
このサービスに参加すると、地図やアプリのアップデートが３年分無料になるそうです。
また、アップロードした走行距離はドライブマイレージとして溜まり、有料サービスの割引などに使えるそうです。
エコドライブをしているかのレポートを受けることもできました。割りとタメになります。
あと、リモコンを付けてみました。
ハンドルに付けたのですが、危ないからと嫁に不評でした。
ハンドル以外の場所に付けるくらいなら、モニターをタッチした方が良いので、自分で走る時だけ付けることにしました。
