敵キャラを表示できずkobold2dの使用を断念➡FlashCCでiPhoneアプリ制作に変更

「cocos2d for iPhone レッスンノート」のサンプル「Asteroid」を参考に、ゲーム制作している件です。
前回、「Asteroid」からGameScene.h/mを読み込んで、背景の表示まで復活させました。
今回は、敵キャラを表示させて動かそうとしたのですが、、、。

残念ながら、どうやっても敵キャラを表示することができませんでした。。。orz
Xcodeではエラーが出ないのですが、肝心のキャラクターが画面に出てこない。
1週間いろいろ試したのですが、私がちゃんとスプライトのbatchNodeを理解していないためだと思います。

で、仮にあと何週間かかけて敵キャラを表示させることが出来ても、過去に躓いた配列を使って衝突判定で再び躓きそうな気がします。
気が付けば、今年も半年が過ぎました。昨年に「とけいであそぶ」を作った時よりもペースが遅いです。
このままのペースで行くと、今年の目標である「iPhone用のゲームアプリを作る」が達成できそうにありません。ここは勇気ある撤退ということで、kobold2d(cocos2d)を使ってゲームを作るのを止める事にしました。

で、iPhoneゲームアプリ制作の代替環境として、Flashを使う事にしました。
FlashでiPhoneアプリを作成すること自体は、昨年に初めてiPhoneアプリを作り始める際に検討もしました。ただ、当時はFlashCS5.5(AIR for iOS2.x)だったので、以下の理由からやめました。
1)AIR for iOSのVMの動作が遅いので、リアルタイムなアクションがあるアプリに向かない。
2)使えるiOSのネイティブ機能が少なすぎるし、追加もできない。
3)Flashのパッケージが高すぎる(8万円以上!)

その後、昨年の6月半ばにはバージョンがFlash CS6(AIR for iOS3.0)になることによって、アクションゲームを作れるくらい動作が高速で、ANE(ネイティブエクステンション)によってiOSネイティブな機能が追加して使えるようになりました。当時、「とけいであそぶ」を作りながら躓いていたので、乗り換えようかと思ったくらいの出来になってました。
ただ、クラウド版でも他のAdobe製品と抱き合わせだったので、月5,000円(年間契約時)と高価だったので断念しました。

そして、今年の5月にFlash CC(AIR for iOS 3.6)にバージョンアップし、Flash単品なら月2,200円(年間契約時。月毎に支払い時は月3,200円)でクラウド購入できるようになりました。iPhoneアプリの参考書1冊分の値段ですね。
5〜6月は、今のゲーム制作が躓きながらも先に進んでいたので、Flashについて調べる気もしませんでしたが、こんな状況なので乗り換えるなら今でしょうという考えに至ったという訳です。
それに、FlashならサンプルコードやノウハウがWEB上にたくさんあります。
ま、私がObjective-Cをモタモタ学習している内に、FlashのiPhoneアプリ開発環境に追いつかれたという訳です。

AdobeのAIR紹介を見ると、他にもたくさんの事ができるように進化してました。
AdobeのCreativeCloudについては、Adobe自体が分かり易い説明ページを出しているので参考になります。
とりあえず、安く、早く作れて、動作も速くて、最低限Admobが実装できればOKです。

私にとって、Flashはコーディングのホームグラウンドです。今までkobold2dで作ってきたゲームも、10年以上前にFlashで作ったものの移植でした(結局、挫折したけど)。
Flashで作れなかったら、もう後がありません。そうしたら、今年の目標を達成するのは諦めるしかありません。

開発環境をFlashに移した場合、強いて問題を挙げるとしたら、iPhoneアプリを作る目的の1つにActionScript以外のコーディングスキルを身に付けることもあったことです。
まぁ、何も作れないのにスキルもへったくれも無いので、ここは一旦今年の目標を優先させます。
後で時間的余裕ができたら、cocos2d-xか何かで復活したいと思います。

次回は、Mac版Flash CCのインストールをします