昨年買ったOculus Questの新型「Oculus Quest2」が発売されました。Go、Questに続くOculus3台目のスタンドアローンVRヘッドセットです。
性能がQuestの2倍でお値段が税込みで1万円以上安くなったので、早速ゲットしてみました。
まずは恒例の「開封の儀」です。
今回の個装は、ちょっと横長でティッシュ箱っぽいと言われています。w
この写真が入った白い部分は、筒状のただの印刷紙です。これを外すと、、、
こんな感じで環境意識したような紙で作られた箱になってます。
ちょっとMUJIの商品っぽいですね。w
蓋を開けると、こんな感じに余裕ある梱包がされています。ベージュに白基調が、ますますMUJIっぽいですね。w
箱の中から、海外製品特有の匂いが漂ってきます。
蓋の裏面にコントローラーやヘッドセットの準備の仕方が、説明なしシンプルに描かれてます。
中身を取り出した梱包物すべては、こんな感じです。
本体とコントローラー2個、眼鏡スペーサー、充電器とケーブル、小冊子のグローバル説明書です。
充電器などが入った小箱は、Questに比べて凄く小さくなりました。
Questが黒基調だったので、日本の家電っぽくなってきましたね。
本体は初代Questと比べて小さく、軽くなりました。
小さくなった分、眼鏡が入らなかったら嫌だなぁと思ってましたが、初代の時に使ってた眼鏡はギリギリ入りました。ただ、ゴーグルを外す時に眼鏡がくっついてしまうので持っていかれます。w
あと初代だとイヤホンジャックが両側にあったのですが、2からは左側のみになりました。
Type-Cポートの位置は、横向きで左側ヒンジの真下になりました。これは問題ないのですが、電源ボタンの位置が右側ヒンジの真下になり、初代に慣れているとついつい前の位置を指が探してしまいます。
歴代OculusスタンドアローンVRヘッドセットです。(右からGo、初代Quest、Quest2)
白は膨張色なのに、エッジ処理の丸みが強くなったので小さく感じますね。
頭を固定するストラップは、ファブリック材質になりました。
初代のようなプラ製にしたい場合は、別売のエリート・ストラップを買う必要があります。
Oculus Goに慣れていればそんなに違和感がなく、むしろ寝っ転がってAmazonプライムを見れたりできるように戻ったので個人的には良いかなと思いました。
BeatSaberやFitXRなど、激し目で、首を振り回したりスクワットがあるゲームだとズレるかなと心配してましたが、ちゃんと固定すればズレなかったです。
また、コントローラーはボタン周りが広くなりました。このおかげで初代コントローラー(右の黒い方)に比べて指を休めるスペースができた反面、握った時の上部が広がるので少しホールド感が甘くなりました。
BeatSaberやソードオブガルガンチュアなど、剣を振り回すようなゲームはコントローラーがすっぽ抜けて飛んでいく恐れがあるので、手首をスリングに通した方が絶対良いですね。
初代Questで使っていたサードパーティ製のハンドガード付きストラップが使えないかなぁと試してみましたがダメでした。w
コントローラー本体に挟む樹脂の形状が違うし、帯の太さも細いようです。
Quest2専用が発売されるまで待つしか無いですね。
サードパーティ製のフェイシャルカバーが使えないか期待してたのですが、残念ながら全く互換性がありませんでした。
Questシリーズは、デフォルトだとスポンジなので、激しい運動をするゲームだと汗を吸ってグショグショに重い食器洗いのスポンジのようになってしまいます。
このフェイシャルカバーは、スポンジの代わりに穴が開いた通気性の良いナイロン素材なので、汗を吸収しにくくなってて乾かしやすくて気に入ってます。
また、上部に通気口スリットが開いてるので、レンズ周りの通気性が良くなるのでお気に入りです。
こちらもQuest2専用が出るまで待ちですね。
VRアプリが作りたくてGoから買っている身としては、一番の関心事は2倍になったパフォーマンスです。
Questで買ったアプリはQuest2でも無料でダウンロードできたので、いろいろとQuest2で試してみました。
ブラウザのウィンドウが3つ開けるようになってました。タブを切り替えなくても見回すだけなところがVRの良いところですね!
そう言えば、ホーム画面のバックグラウンドが増えていました。これはサイバーなんとかっていう未来っぽい街の中の部屋みたいです。
日本語入力できるようになって、Quest2の中からtweetできるようになりました!ただ画像はまだ送れませんでした。送れるようになったらQuest2は最強のデバイスになりますね。
あと、Googleスプレッドシートも試してみましたが、ログインして見ることはできても入力ができませんでした。
しきりにアプリのインストールを勧められたので、まだ対応してないのかもしれませんね。。。
Beat Saberは、初代Questの時と違ってエフェクトはリッチになり、パフォーマンスが上がりました。
録画しながらでも、マルチプレーヤーでもラグが起きないのが凄いです。さすが最強SoCのXR2ですね。
初代Questの時に何気なく買ったら最強のダイエットマシーンになってしまったので、ずーっとソロプレイしてたら飽きて暫くプレイしてなかったですが、マルチプレーヤーだと別の楽しみ方になったのでまたハマりそうです。
最近ハマってる方のFitXRは、初代Questでプレイするとラグが所々に見られるのですが、Quest2では録画しながらでもサクサクでした。
このゲームはマルチプレーヤーでやると、皆んなでジムでエクササイズしてる感があって良いですね。
移動系のVRゲームはどんな感じだろう?と買ってみたソードオブガルガンチュアもQuest2ではサクサクでした!
初代Questの時は、ゲーム中に突然フリーズしてしまって特別な方法で再起動する目に2回ほど遭遇しましたが、Quest2ではラグもなく気持ちよく遊べます。
VRはラグったりすると、そのままVR酔いに影響するのでパフォーマンスは重要ですね。
先ほどまでのネイティブアプリだと、Oculusの「70fpsを下回らないこと」という厳しい審査があるので本来はラグってはいけないはずですが、それでも初代Questではラグる場面に何度も遭遇してました。
Quest2の素晴らしいパフォーマンスを体感するには、もっと厳しい動作条件のWebGLで試してみるのが一番です。
上のSketchfabにあるWebGLは、初代Questだと録画した映像ではそれほど酷く感じないですが、撮ってる本人には黒い枠(描画が間に合わない時に酔い防止で出る)すら出なくて目に映る映像が重複しまくって最悪のVR酔い状態になります。
それをQuest2で試したところ、上のナウシカは録画しながら重いと感じるものの初代の時のような最悪な状態にはなりませんでした。
また、下のカオナシの方は初代Questでもそこそこ動いたのですが、Quest2だとネイティブアプリじゃないかというくらいにサクサク動きました。
この違いからも、Quest2のパフォーマンスがメッチャ上がってることを体感できます。
immersedというQuestのアプリを使うと、ホストがmacでもQuest2でリモートできますね。映像だと文字潰れちゃってますが、Quest2の中だと割とキレイで読めます。
immersedVRでのメール登録と、macにもアプリを入れてそのパーミッション解除が面倒臭いですが、なかなか感動します。
こんな感じで最強パフォーマンスのQuest2を手に入れたので、次からはUnityを使って自分のapkでQuest2を試してみたいと思います。