前回、アイコンや起動画面をアプリに適用して、アプリとしての仕上げを学習しました。今回、ついに「よくわかるiPhoneアプリの教科書」の最終章、iPhone実機へアプリの書き出しを学びます。
書き出し自体の作業はアッケなく終わるのですが、iPhone実機へ書き出しするにはiOS Developer Programへ年間参加費を払わなければなりません(執筆時8400円)。
この年間参加費を払って、XcodeのOrganizerを設定するところまでが結構面倒な作業でした。iOS Developer Programへの有料登録は、よくわかるiPhoneアプリの教科書とは関係が無いので、別の記事で細かく紹介したいと思います。
で、年間参加費を払ってメールで送られてくるアクティベーションキーをアクティブにした後からの作業が、書籍には書かれています。
ここからの作業は簡単です(Xcode4.2)。
プロビジョニングファイルを作成して、iPhoneをOrganizerに登録したら、
後はXcodeで書き出し先をiPhone実機へ変えるだけでアプリを書き出しできます。
これで、やっと「よくわかるiPhoneアプリの教科書」を卒業することができました。
でも、当初立てたスケジュールよりも、丸1ヶ月遅れてしまいました。。。
この参考本は、気合を入れて集中すれば、そしてXcodeのバージョン差異が無ければ(言い訳w)、クリアするのに1週間かからないと思います。
ただ、この参考本で学べるのは、本当にXcodeでObjective-Cを使って、iPhoneアプリの開発を体験してみた程度のことです。
ただ、まだ通しでアプリを作ったわけではありません。次は、そのための参考本を買って、サンプルとなるアプリを通しで作る学習をしたいと思います。
今までは、仮にiPhoneアプリ開発や~めたと言っても、Windowsも使える高いMacのノートパソコンを買ったと思えば良いという逃げ道はありました。
でも、もうiOS Developer Programの年間参加費を払ってしまいました。もう、ここからはガツガツ作って、ガツガツ書き出して、AppStoreへリリースするまで前進あるのみです。
実は、今回のアプリ初書き出しはワイヤレスでやりました。というか、やらざるを得ませんでした。
会社の昼休みに、iPhoneアプリの初書き出しをしようとワクワクしながらサイゼリアへ行ったのですが、間抜けなことにDockケーブルを忘れてしまいました。一気につまらない昼休みになりかけたのですが、ダメ元でGoogle先生に聞いたところ、XcodeからワイヤレスでiPhoneへ書き出しできるということが、こちらのページに載っていました。
私は、WiFiルーターなど持っていないのでアドホック接続で試してみたところ、ちゃんと書き出すことができました。
今後、電車通勤の時にケーブルで繋ぐのは面倒なので、アドホック接続でアプリの書き出しは結構重宝するかもしれません。
今回、新しいバージョンのXcodeを使うなら、出来るだけ新しい参考本が良いということは痛感しました。