スクリーンショットに「Free」と入ってたらリジェクト

何かの役にたつかと思い、「とけいであそぶ」が久しぶりのリジェクトをされた経緯を書き記します。

App Storeで公開してから7年目に突入した「とけいであそぶ」ですが、こんなリジェクトは初めてでした。

アプデは、ちょうどハロウィン・イベントを実装した時でした。
なので、最初はハロウィン・モードになったメガニ君がスクショに入ってないのがダメってことなのかなと思ってました(実は横着して、スクショをアプデの内容のものに更新してなかったのです)。
ただ、App Store Connectが添付してきた画像は英語版の方の画像でした。

今回食らったリジェクトは、「Guideline 2.3.7 – Performance – Accurate Metadata」というもので、ググると食らった内容はポリシー違反によるものが多いように見受けられました。
そこで、リジェクトに添付されてきた画像をよ〜く見た所、「Free」という単語をアプリのボタンに書いていたのが気になりました。

なるほど、この「Free」が「無料」と審査官に取られたのかなと思い、だったら「これは無料ではなく、時計の針を自由に回せるフリーモードを意味する」と異議申し立てをすれば良いかもと思いました。
ただ、期間限定のイベントもののアプデなので、できるだけ早く公開したかったのです。
もしバイナリを修正してセルフリジェクトをすると猛烈に時間がかかります。

そこで、今回はスクショを削除して再申請することで一旦回避することにしました。
当該スクショは、1枚目のアプリを代表する画像でしたが、そもそも「とけいであそぶ」のDAUは日本語版が90%以上なので、英語版のスクショが欠けたところで痛手は何も被らないのです。

外出先のiPhoneでApp Store Connectにアクセスし、英語版の当該スクショだけ削除して、サクッと再申請しました。
メタデータなら、iPhoneで対応できるのがApp Store Connectの良い所ですね。

結果は正解。翌日すぐにリジェクトが解除されて公開されました。

公開後、すぐにバイナリで「Free Turn」に修正して、英語版のスクショも復活させて連投アプデしたら、次のアプデは何の問題もなく公開されました。
この「Free」ってボタンは5年くらいスクショで使ってたはずなのですが、凄い長期間な時限爆弾だったってことですね。w

今回の記事でリジェクトされた「とけいであそぶ」です。

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Unity2018.2
macOS High Sierra