Flash CCに新しいバージョンのAIR SDKを追加する:FlashCCでiPhoneゲームアプリ制作

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Flash CCのAIR for iOSでパブリッシュできるAIRは、バージョン3.6がデフォルトです。
ところが、AIRのバージョンは結構な頻度でアップデートされていきます。

AIR for iOSはパブリッシュ時にipaへ組み込まれます。新しいバージョンのAIRをFlash CCで作成したアプリで使うには、新しいAIR SDKでパブリッシュしなければなりません。
AIRのバージョンがアップデートされると、バグの改善や新機能の追加もあったりします。今回も、とある機能のためにAIR3.7以降が使いたかったので、AIR SDKのアップデート方法をググってみました。
こちらのページ(「quq.jp」)に方法が記載されていたので、有り難く参考にさせていただきました。

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まず、最新のAIR SDKが無い事には始まらないので、Adobeからダウンロードしてきます。
ウチはMacなので、Mac版をゲットしました。

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ダウンロードした圧縮ファイルを解凍すると、、、

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「AIRSDK_Compiler」というフォルダが出来上がります。
このままでも良いのですが、ダウンロードフォルダに置きっぱなしもアレなので、私はアプリケーションフォルダのFlash CCに入れてきました。

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次にFlash CCを起動し、ヘルプメニューから「Adobe AIR SDKを管理」を選びます。

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Adobe AIR SDKを管理というウィンドウが開くので、「+」をクリックしてファイルリクエスタを開きます。
先ほど解凍した「AIRSDK_Compiler」フォルダを選択します。

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新しい行として追加したバージョン番号のAIRと、SDKへのパスが追加されます。
これで新しいバージョンのAIRが入ったipaファイルをパブリッシュできるようになります。

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新しいバージョンのAIR SDKが使えるようになったのに、Flash CCのファイルメニューにあるAIR for iOS設定の表示が3.6のままなのは少々残念ですね。
Mac版だけのようです。Windows版は3.8xxxと表示が変わりました
(上記、間違えました。古いAIRで作ってしまったflaは、パブリッシュ設定のターゲットで新しいAIRを指定し直す必要がありました。危ない危ない)
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こちらが完成したゲームです!