いつも使ってるカーナビには、iPhoneや携帯をBluetoothで繋いでハンズフリー通話できる機能が付いています。ただ、カーナビの音声認識がイマイチで電話をかけづらいのと、iPhoneの連絡先をイチイチ移す必要があって面倒でした。
しかも、通話内容が車内のスピーカーで流れてしまうので、家族とのドライブ中に仕事の話が入ると興醒めです。
★★★iPhone4sで試してみました★★★
そこで、ジョギング用に使っているBluetoothレシーバーで通話をした時の便利さを思い出し、通話専用の安価なBluetoothイヤホンをAmazonで探してみました。
いくつか候補が挙がった中で、PLANEXのBT-06HS-Cが値段の割に評価が高かったので、試してみることにしました。
先ずは、恒例のパッケージ紹介です。箱は、今まで購入したBluetoothアクセサリの中でも一番シンプルでした。安さの秘訣でしょうか。
メーカーサイトのサポートコーナーでもマニュアルをダウンロードできます。
付属品一式です。左が本体。
上にあるのは、充電用のUSBケーブルです。miniUSBではありませんでした。
下にあるのは、装着用のアクセサリです。
本体裏側です。イヤホン部から飛び出しているのは、耳の穴にフィットさせるためのイヤチップです。耳のフチに引っ掛けるように使います。
イヤホン下の突起にイヤフックを付けることもできます。耳の上からブラ下げて装着できるので、装着時に耳の穴への負担が少なくなるかもしれません。
側面にボタンが2つ付いています。このBluetoothイヤホンを操作するボタンは、これだけです。
iPhoneには、音声認識で電話をかけることができるので、このボタンとマイクへの音声で基本的な通話をします。
電源を入れるのには、MFBキー(凸状の加工がある上側のボタン)を6秒ほど長押しします。すると、ポーポッと低い音が鳴って、本体表面の青いLEDが少し点灯し、暫くすると1回ずつ点滅します。これが待機状態です。
次にBluetoothを接続すると、ピーっと音が鳴り、LEDの点滅が2回ずつになります。
説明するために分けて書きましたが、普段は電源を入れるとBluetoothがすぐに認識されるので、ここまで1つの操作で済みます。
通話をするには、MFBキーを軽く1度押します。すると、iPhoneからお馴染みの音声認識開始音が再生されます。
これで、人の名前を話せば、電話をかけてくれると言うわけです。
通話を終了するには、MFBキーを再度軽く押します。ピッという音が鳴って通話が終わります。
電源を切るには、MFBキーを5秒ほど長押しします。ピーッという音が鳴り、LEDが赤く点灯して電源が切れます。
電池が無くなるときも、LEDが赤く点滅します。
この辺りのサインは、DRC-BT30にも似ていますね。
ちなみに、片耳イヤホンは、基本的に通話を目的としているので、音楽は聴けません。
充電はUSB経由で行います。端子がminiUSBではないので、付属の充電ケーブルは常に持ち歩く必要があります。
まぁ、使う場所は車ですし、我が家の車には既にシガーソケットUSB充電器があるので、バッテリーについては心配ありません。
初期設定のペアリングも、iPhoneなら超簡単です。
先ず、iPhoneの設定でBluetoothをオンにしておきます。
次に、BT-06HS-C本体のMFBキーを6秒以上押します。すると、LEDが青と赤の交互に光り、ペアリングモードになります。
この後すぐ、iPhoneのBluetooth機器リストに、BT-06HS-Cが現れるのでタップします。
10秒ほどすると、接続完了です。マニュアルには、「携帯電話で0000とパスキーを入力」とありましたが、その必要もありませんでした。
1度ペアリングが済むと、次回からはかなり素早く接続します。
BluetoothステレオレシーバーのBT30よりも断然速いです。
車で使ってみたところ、イヤホンから聞こえてくる音は良好でした。イヤホンなので、少なくとも車のスピーカーから出るカーナビ経由の音声よりは聞き取りやすいです。
また、電話をかける際の音声認識の方は、窓を全開にして雑音がうるさい状況では認識しにくいかもしれません。
車でのハンズフリー通話も、iPhoneとこのBluetoothイヤホンのおかげで快適になりそうです。