WOL

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自宅の外からリモートできると、やりたくなるのが外からの電源投入。それを実現できるのが

WOL(Wake up On LAN)です。必要なのは以下の3つです。
(1) WOL対応ネットカード
(2) WOL対応(またはブロードキャスト宛ポートフォワーディング)ができるルーター
(3) WOLソフト

最近のネットカードは普通に対応してるそうなので(1)は特に問題なさそうです。
(2)は、WOL対応であれば楽チンですが、ブロードキャスト宛のポートフォワーディングができれば、それほど難しくはありません。
(3)は、いくつかありますが、以下が簡単でした。
http://www.vector.co.jp/soft/win95/util/se218652.html
※上記ソフトは、ルーター越えのWOLをサポートしていないので、作者さんへその質問はしないでください。

ブロードキャストアドレスにルーターのWAN側IPを入力し、MACアドレスにサーバー機のネットカードのものを入力するだけのシンプル設定。
電源onを指示すると、見事電源が入りました♪
欠点と言えば、ルーターのWAN側IPが分からなくなったら使えないので、ダイナミックDNSなどで追いかける必要があります。
ちなみに電源OFFはOSから行えばOKです。
Windowsなら、タスクマネージャを出して、メニューバーのシャットダウンからコンピュータの電源を切るで切れます。

ちなみに、ルーターがWOLに対応していない場合は、ポートフォワーディング設定をする必要があります。
ポートは7779番で、プロトコルはTCP/UDP、味噌はフォワーディング先のIPをブロードキャストアドレスにすることです。例えば、IPが192.168.1.1から始まるネットワークでは192.168.1.255とします。192.168.0.1から始まるアドレスなら192.168.0.225です。
これはブロードキャストアドレスと呼ばれ、端末全てに対しパケットを送る事になります。
WOLのパケットは、MACアドレスを含んでいるので、お目当てのPCのMACアドレスと合致すれば、そのPCのネットカードにパケットが届き、PCを起動する仕組みになっています。

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