アドホック接続

マンションの構造がしっかりしているせいか、LOOXのアンテナでは無線ルーターへ接続がよく途切れました。
LOOX Uは11a対応なので、無線LANの中継機器の購入も考えましたが、1万円弱と意外に値段が高いのです。
そこで調べたところ、ルーターへ接続して通信するインフラストラクチャーモード以外に端末同士で通信するアドホックモードがあるというのを知り、早速設定しました。
設定は意外と簡単でした。今回は2台あるPC（WinXP）の内、1台の「ワイヤレスネットワークのプロパティ」で設定しました。このウィンドウは、いくつかの場所から出せますが、私はタスクバーにある電波アイコンをダブルクリックした時に出てくる「ワイヤレスネットワーク接続の状態」ウィンドウのプロパティボタンから出しました。
ここの「ワイヤレスネットワーク」タブにある「優先ネットワーク」欄に、作成したネットワークを追加します。追加をクリックして、「ネットワーク名（SSID）」（ワイヤレスネットワーク接続ウィンドウでリストアップされる名前）、「ネットワーク認証の種類」（私は共有キーにしました）にし、「データの暗号化」（ウチのEPSON EDi Cubeに標準搭載の無線LANは古いのでWEPを選びましたが、WPAだと楽）を設定します。

手動でキーを設定する場合は、「キーは自動的に提供される」のチェックを外し、「ネットワークキー」と「キーインデックス」を先に設定したとおり入力します。
最後に「これはコンピュータ相互（ad hoc）のネットワークで、ワイヤレスアクセスポイントを使用しない」をチェックします。
これでOKして、相方の「ワイヤレスネットワークの表示」（「ワイヤレスネットワーク接続の状態」ウィンドウの右下にボタンあり）でリストアップされたら、選んで接続を押し、キーを設定した場合のみ初回はキーを入力します。
ネットワークアドレスの取得に時間がかかりますが、これで接続できればメデタく完了です。
EDi CubeにはLANカードを挿していたので、アドホック接続しているPCも接続を使って、インターネットに接続できないかと思ったのですが、「ワイヤレスネットワークのプロパティ」の「詳細設定」タブにある、「インターネット接続の共有」の「ネットワークのほかのユーザーに、このコンピュータのインターネット接続をとおしての接続を許可する」をチェックしたところ、IPアドレスの設定が必要とめんどくさそうな警告が出たので、インターネット接続は諦めました。
リモートクライアントのEDi Cubeで、インターネット接続すれば良いですし。