GameSceneの読み込みから背景の表示まで復活

「cocos2d for iPhone レッスンノート」のサンプル「Asteroid」を参考に、ゲーム制作している件です。
前回、Kobold2dのテンプレートEmpty-ProjectをiPhoneのアプリ制作用に下準備しました。
今回は、「Asteroid」からGameScene.h/mを読み込んで、背景の表示まで復活させます。

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まず、前回作ったプロジェクトへ「cocos2d for iPhone レッスンノート」のサンプル「Asteroid」のGameScene.h/.mをAdd Files toしました。
ついでに、読み込んだGameScene.h/.mを選択して右クリックメニューのNew Group from Selectionでフォルダを作り、名前をScene & Layersしておきます。作業効率を上げるチョットしたTipsですね。

次に、GameScene.h/.mの中身を消していきます。

こちらは、GameScene.h。

こちらは、GameScene.m。もう、気持ち良いくらいバッサリ消しました。

次に、config.luaでFirstSceneClassNameをGameSceneにします。これについても通った道です。サクサク進みます。

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この状態でRunしてみます。エラーは出ません!バッチリ真っ黒ですね。
まぁ、ここでエラーが出たら困りますが。。。

次に、背景を表示します。
まずは、iPhone3.5インチと4インチの違いを吸収する模様を出し分けます。これも過去に通った道ですね。

GameScene.hに宣言を前のプロジェクトからコピペします。

GameScene.mで出し分けの実装と、画面が4インチかの判定メソッドを前のプロジェクトからコピペしました。

あと、模様の入ったpng画像も前のプロジェクトからAdd Files toします。

次に、背景を追加します。背景画像にはスプライトシートを使いたかったので、前のプロジェクトのものをコピペしました。
前のプロジェクトからbackground.h/mをAdd Files toします。あと、前のプロジェクトで背景画像用に作ったスプライトシートもAdd Files toします。

GameScene.mにbackground.hをインポートして、、、

initメソッドでbackgroundを配置します。

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ここまででRunしてみて、ちゃんと表示されてホッとしました。

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ちなみに、iOSシミュレーターを4インチにするのは、iOSシミュレーターを開いた状態のデスクトップメニューでハードウェア>デバイスから「iPhone (Retina-4inch)」を選べばOKですが、RetinaじゃないMacBookProで見ると画面が巨大過ぎです。
デスクトップメニューのウィンドウ>表示サイズで50%を選ぶと、3インチの画面と比べやすくなります。

背景は問題無し。次は、敵キャラを表示して動かすところまで復活します