ブートローダーでデフォルトの起動項目を変更

vinelinux6を起動すると、ブートローダーでCurrent Kernel(今のカーネル)とPrevious Kernel(前のカーネル)を選べます。

カーネルをアップデートした後に不具合が生じた時は、Previous Kernelにすれば元のカーネルに戻せます。


しかしながら、再起動するとデフォルトの起動がCurrent Kernelなので、リモートで再起動は厳しいです。

vinelinuxは、デスクトップからGUIでデフォルトの起動項目が選べます。
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メニューバーから「システム」>「システム管理」>「ブートローダー」を選びます。
ルートでログインしていない場合は、ルートのパスワードを入力するよう強要されます。

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「起動設定」というウインドウが開き、「このシステムのデフォルト起動項目を選択して下さい」と表示されているので、起動時に自動起動するカーネルを選びます。
また、ウインドウ下に「時間切れ値」があり、何秒待ったらデフォルトのカーネルを自動起動するかを設定できます。
OKを押して設定完了します。


これで、自動起動するカーネルを変えることができます。でも、古いカーネルは問題があるからアップデートされる訳で、新しいカーネルで不具合が取れるような処置をするのが、セキュリティ的にも良いのでしょうね。