当初は、初の自作アプリにiAdを設置する予定でしたが、諸事情があってAdMobを設置することにしました。
ググると簡単に設置できると書かれた記事が多かったのですが、
実際にやってみるとスンナリとは行きませんでした。
最初に試したのは、AdMob公式のサイトにある方法です。ここで言われた通りに、最新のSDKである6.1.4と6.1.5を設置しました。
★★★Admob6.2.1の設置レビューはコチラ★★★
でも、コンパイルが通った後、何故かシミュレーターで
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return UIApplicationMain(argc, argv, nil, NSStringFromClass([AppDelegate class]));
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と言うところで、
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Thread 1 : signal SIGABRT
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とエラーが出ました。
またもや、SIGABRTです。Macやシミュレーター、実機を再起動しましたが、同じ場所でエラーになるので再現性がある。
試しに、以下コードで始まるバナーの表示部分をコメントアウトすると、
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bannerView_ = [[GADBannerView alloc]~
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エラーで止まること無く動いてくれます(もちろん、AdMobバナーは表示されません)。
こちら(「ZERO4RACER PRO DEVELOPER’S BLOG」)にSIGABRTと向き合う方法も書かれていましたが、とても原因を探し出す気にはなれませんでした。
で、辿り着いたのが、こちらの神ページ(「iPhoneアプリ練習帳」)です。
iOS5対応でARCが使えるようになったAdMobSDKの.hファイルだけでなく、プロジェクトまでダウンロードできるようになっていました。自分のプロジェクトに組み込んでみたところ、全く問題なくバナーを表示できました。
(MY_BANNER_UNIT_IDは、自分のAdMobからコピペしないと、自分のバナーになりません)
バナーの埋め込みが済んだら、あとはGoogleのAdMobサイトで設定です。
それについても、上記の神ページに書かれていたので迷うこと無く設定できました。
要約すると、アカウントを取得して、アカウント情報を入力したら、アプリケーションの追加でアプリの設定をするだけです。
必要に応じて、フィルタリングなどの設定もできます。
もちろん、アプリの申請前にAdMobの設定をして、バナーを組み込むことができます。
1点だけ、ひっかかったところがありました。
AdMob公式サイトに書かれているように、viewDidLoadに表示するコードを書くと、フルスクリーンなアプリではバナーの位置がズレてしまいました。StatusBarの分だけズレるようで、回避するにはviewWillAppearに書く必要があることをコチラのサイト(「プログラミング・ノート from smallmake」)で知りました。
これで、やっとアプリを申請する準備が整った状態になりました。
★★★自作iPhoneアプリをAppStoreでリリースするまでの道のり★★★