cocos2dで神経衰弱を作る:cocos2d for iPhone レッスンノート(2章)

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前回、「cocos2d for iPhone レッスンノート」の第1章でcocos2dについての概要をザックリと学びました。今回は、第2章で

サンプルゲームとして神経衰弱の作成を学習します。

神経衰弱は、「15歳からはじめる iPhone わくわくゲームプログラミング教室」で既にサンプルゲームとして学習したので読み飛ばそうかと思いましたが、cocos2dで作った時はどうなるかの違いを知るためにも、もう1度学ぶことにしました。

■第1~2節
神経衰弱のルールと仕様、必要な材料を確認します。

■第3節
実際に、神経衰弱を作っていきます。
と言っても、「15歳からはじめる iPhone わくわくゲームプログラミング教室」の時のように、次々に目に見えるように出来上がっていくというよりは、徹底的に見えない部分の準備を整えてから目に見える部分を適用していくという感じです。
ランダム関数を時間で混ざるようにしたり、ゲームで使う定数や変数やメソッドを揃えていく間は、どのように使われていくかが想像できないと退屈かもしれません。
嬉しいのは、コードの行ごとに番号を振って、何をしている行なのか説明してくれることです。ただ、今までの読んできた2冊の入門本のように、追加するコードをどこに入れるのか、前後をいちいち全部含めては教えてくれません。なので、ある程度Xcodeでコードを入力したことがあるというくらいの知識が必要です。
でも、少し進むごとにログで動作を確認するので、何のためにコードを追加したのかが分かりやすいです。
最後に、ゲームクリアの画面を追加して完成です。

と、いかにも何事も無かったかのように書きましたが、実はまたもや情けないミスで少しの間先に進めませんでした。素材を自分で用意したのは良かったのですが、そのファイル名を本に記載されたものと変えてしまっていました。カードが合ってるかの判定処理でファイル名が書かれていて、ここが違っていたためにバグ探しをする羽目になってしまいました。まぁ、何度もコードを見直したので勉強になりました。

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この章では音の追加を学ばないので、「15歳からはじめる iPhone わくわくゲームプログラミング教室」の神経衰弱に比べて少々寂しい感じです。
ちなみに、キャプチャ画像は自分で素材を用意したものです。書籍のサンプルコードは、こちらで公開されています(偶然にも2冊目の入門本「15歳からはじめる iPhone わくわくゲームプログラミング教室」と同じ出版社でしたw)。

■第4節
使ったテクニックの説明をしてくれます。今回は実習の最初ということもあり、cocos2dでのレイヤーとスプライトの関係を重点的に教わります。

■第5節
まとめです。章で紹介された内容の振り返りを、箇条書きにリストアップしてくれています。

cocos2dを使えば、簡単にサクっとアプリが作れるものと妄想していましたが、やってみると意外にそうでもありませんでした。
でも、ゲームで使う部品やエフェクトや動きを1から作ることなく、読み込んで扱えるのはメリットがあります。神経衰弱程度の規模だと、そのメリットを活かすことが出来ないかもしれませんが、もう少し規模の大きなゲームで活きてくるんじゃないかと思います。

次のレッスンは、シューティングゲームです。動きのあるアプリが作れそうで楽しみです。

★★★自作iPhoneアプリをAppStoreでリリースするまでの道のり★★★