ここがイイね、iOS5:内蔵辞書編

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iOS5になって、これは使えると思った新機能の内の1つに内蔵辞書があります。

内蔵辞書は、新機能なのに元々付いていたのか分からないくらい、地味に実装されています。

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例えば、iPhone標準のブラウザSafariで、調べたい言葉をいつものように選択します。すると、いつものように「コピー」で始まるサブメニューがポップアップします。
そのポップアップメニューの一番最後に辞書が追加されています。
これをタップすると、、、

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内蔵辞書が起動するという訳です。読み終わったら完了をタップして戻るだけ。内蔵辞書から言葉を検索することも出来ない、とてもシンプルな機能です。


でも、シンプルな代わりに強力なのは、内蔵辞書と呼ばれるくらいなので、iOSに完全に組み込まれていることです。
なので、あるアプリから辞書アプリへURLスキームで連携という細い繋がりではなく、ほとんどのアプリからも使える機能になっています。

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例えば、メモ帳から調べることもできますし、、、

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サードパーティー製のアプリGoodReaderでも調べることができます。
GoodReaderは海外製なので、Defineで辞書起動のようです。
Defineはサブメニューの一番最後に入っているので、右矢印をタップしてサブメニューを変える必要があります。

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日本語を調べると国語辞典を表示しますし、、、

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英単語を調べると英和辞書を表示します。


試しに、設定アプリの一般>言語環境>言語をEnglishにしてみました。
すると、、、

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辞書が英語になりました。
おぉ~、何か英語を勉強している学生には良さそうですね。

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でも、標準で日本語として書かれているところは、当然英語になってしまいます。

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普段の設定アプリも、、、

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こんな所も。やっぱり、iPhoneはアメリカ人なんだという姿を垣間見れた瞬間ですね。

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これじゃぁ使えんという訳で、元に戻します。
同じようにGeneral(一般)>International(言語環境)>、、、

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Language(言語)を日本語に戻します。

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設定変更に少し時間がかかって(日本語からEnglishにする時も、同じように「Language Setting…」と表示されて時間がかかります)、、、

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元に戻ります。でも、私の嫌いなテンキーが出てしまいました。

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どうやら、勝手にテンキーが追加されてしまうようです。
同じく、設定アプリの言語環境にある「キーボード」で「日本語 テンキー」を削除します(設定から削除するだけで、必要なら後で戻せます)。
これで、完全に元に戻りました。


専用の辞書アプリとしては、スーパーアンカー英和/和英辞典大辞泉国語辞典も持っていますが、内蔵辞書はチョットした単語をサクっと調べるのに重宝するiOS5の新機能だと思います。