昼は暑いですが、星空を見るのには良い季節になりました。
星空散策のお供に最適なiPhoneアプリ「star walk」が前回のバージョンアップから、更に嬉しいバージョンアップをしていました。
起動直後の画面が前回より少し変わっていました。太陽系の主要惑星の見え方はそのままに、タイムワープコントローラもすっきりコンパクトに納まってました。
また、この画面は星空散策中いつでも起動できるようになりました。
散策中の画面です。インターフェースが1つ削られてシンプルになってます。
右上がタイムワープ、左下が検索、右下は様々な操作ができます。
このアプリの最大の特徴は、自由散策モードとコンパスモードを簡単なジェスチャーで切り替えられることです。
(iPhone3Gs以降対応の機能です)
自由散策モードは、実際に自分の向いている方向と関係ない星空をアプリに表示します。
コンパスモードは、実際に自分の向いている方向とアプリの星空を同期します。コンパスモードにするには、iPhoneを持って軽く下を向いた後に水平線より上を向くと、自分が実際に向いている方向と同期します。
自由散策モードは、星空をタップすればOKです。
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右上のタイムワープをタップすると、年月日時間と画面右にメーターが現れ、選んだ単位でフリックした分だけタイムワープします。
時計がくるくる回ります。
現在の時間から少しでも変更すると、nowボタンが現れます。
これをタップすれば一発で現在に戻ります。
右下のボタンをタップすると、サブメニューがズラっとスライドしてきます。
2番目の今日の写真は、天体に関する様々な写真が見れます。初期からありましたが、見た目もiTunesっぽく変わりました。
左上のiボタンをタップで写真に関する文面が表示されます。残念ながら英語ですが、コピペできるので興味ある方は翻訳アプリなどでどうぞ。
左下に並んだボタンの一番右のCを押すと、iPhoneのsafariブラウザに切り替わります。
右から2番目の矢印ボタンを押すと、画像をカメラロールに保存できます。
左下ボタンの最後、一番左のfのボタンはfacebookです。私はやってないので詳しく分かりません。。。
サブメニュー3番目のブックマークは、今見ている星空をその名の通り、ブックマークします。(カシャっとカメラっぽい音がします)
上のTap here…をタップして、ブックマークに名前を付けることで、初めてブックマーク化できます。
ブックマーク化されるとゴミ箱マークが付き、ブックマークを削除する事もできます。
複数のブックマークがあると、今日の写真のようにフリックで画像を変えるリストになります。
矢印、@マーク、tマークは今日の写真と同じ機能です。
ブックマーク画像タップすると、ブックマークした画面で散策モードに戻ります。
太陽系の家族たちが並んでいて壮観ですね。
ちなみに黄色い点線は太陽のルートです。
サブメニューの位置ボタンをタップすると、グイーんと地球が現れ、
自分の観測位置が地球上で表示されます。GoogleEarthのように拡大縮小回転も自由自在です。
もちろん、自分の観測位置も変更できます。地球を回転させて自分の位置を移動させると、左上の人ボタンをタップします。
そして右下の星座ボタンをタップすると、その場所での星空を見ることができます。
現在地を変更すると、左上の人ボタンがMapアプリのような現在地ボタンに変わるので、それをタップすれば観測位置を現在に戻せます。
左下の検索ボタンをタップすると、予め登録された観測スポットがリスト表示されます。
リストから検索もできます。ローマ字ですが、日本の地名も入っています。
凄いのは、ここでもタイムワープできることです。時間を移動すれば、我らが日本に町の灯火が点って夜になります。
サブメニューの設定で様々な設定ができます。
夜間モード、星座、サウンド、MusicのON/OFF、一番下は星の表示数です。
右にするほど、満点の星空になります。
最近のバージョンからは、MusicをONすることで、何種かのBGMが流れるようになりました。
夜間モードは、赤い画面になります。
ターミネーターの赤外線暗視みたいですね。
最後は、左下の検索ボタンです。検索自体は最初の頃からあったのですが、ずーっと切望していた最も嬉しい機能が追加されました。
ふたごまで入力して検索すると、関係するヒットが3件ありました。
今回は星座が見たかったので星座からふたご座をタップします。
ふたご座が見える画面が表示されます。でも、これは実際に見ている方向ではなくて、ふたご座の見える方向の画面になってしまっています。
嬉しいのはココからです。
従来は、検索してこの方角を覚えておき(今は左にWが見えます)、コンパスモードでその方角を探さなければなりませんでした。
このバージョンから、検索した後にコンパスモードにすると、実際にその方向を向くまで、目的の天体の方向を矢印で指し示してくれるのです!
検索しても方角を覚えておく必要が無いので、このナビゲーション機能は嬉しい!
矢印は勝手に消えてくれます。もちろん、通り過ぎても、また矢印は現れてくれます。
ナビゲーションをやめるには、星空をタップすればいいだけです。
天体のデータ表示も少しパワーアップしてました。
星座を名をタップすると名称が緑で反転し、
星座の詳細データが表示されます。表示のされ方が見やすくなりました。
×ボタンで星空に戻ります。
夏はキャンプに旅行にと星空を見る機会が増えます。家族と星空について話し合う良いキッカケにもなりそうです。