夏休みの宿題に最適!簡単に素早く作れる風力発電工作キット

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今年の5月頃から風力発電器の模型を作ってみたいと思い、いろいろ材料を集めて組み立てていましたが、電気の知識が無いせいか、上手くLEDが点灯しませんでした。ところが、近所のサンワで先日、凄いキットが売られているのを発見しました。

その名もズバリ、「風力発電工作キット」。
しかも、価格は600円でオツリが来ます(サンワ価格?)。(汗)

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高価な材料を集めて、上の写真のように苦労して組み立ててもLEDが点かなかったのに、こんな安いキットで上手く行くものなのかと、早速試してみました。

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内容物です。説明書と、ビニール袋に入った部材です。
キットが子供向けということもあり、説明書はかなり親切に書いてあります。
ちなみに、ペットボトルは自分で用意しなければなりません。

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袋から部品を出したところです。この内、軸と右上のカバーは、台となるペットボトルを使わなければ、不要になります。

それでは、ここから組み立て開始です。

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まず、LEDをモーターに付けます。子供向けのキットなので、ハンダ付けはしないようです。ただ、しっかりと接続するには、ハンダ付けした方が良さそうです。

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次にカプセルへ入れます。割と、しっかりハマります。
LEDは脚が長いので、結構短めに折り曲げないと、カプセルに入りません。

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カプセルのフタを閉めます。これで、発電コアは出来上がりです。

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次は羽根を用意します。ペットボトルのキャップに、予め8等分となる印をマジックで書いておきます。

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ペットボトルを切断するために、キャップの根元から7cmくらいの長さで、周囲均等に印を付けます。

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ガイドとなるように、印をセロテープで結ぶように巻くと切りやすいです。

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カッターで切れ込みを入れます。最初に、テープのガイドに沿って、キズを付けるように1周しておくと切断しやすいです。
カッターだけでは辛いので、穴が開いたらハサミを使う方が良いかもしれません。
(※ペットボトルの切断面は、手を切りやすくて危ないです。)

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ペットボトルを切断したら、先ほどのキャップをして、8等分のラインをペットボトルへ引っ張っていきます。

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ラインに沿って、ハサミで羽根をバラします。1枚1枚折り曲げていきます。
(しつこいですが、切断面にはご注意ください。)

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羽根は、根元までしっかり折り曲げます。説明書の通りに、風を受けるように羽根の先端部をねじ曲げます。

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先ほど作った発電コアに合体させて、完成です!
ここまで30~40分程度です。
これだけだと、羽根が透明で面白くないです。油性マジックやポスカなどで羽根に着色すると、オリジナリティが出て良いかもしれません。

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この日は風が無かったので、扇風機でテストしました。
扇風機の「強」で回転させると、勢いよくLEDが光ります! 「中」だと薄っすらと、「小」だと点かないので、意外に風力が必要かもしれません。
う~ん、600円でオツリが来るキットとは思えないほど、良く出来ています。

<追記>—–

風の強い日に試してみました。私が部品を集めて作った風力発電機と違って、LEDが良く光ります。
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あっと言う間に作れて、昨今の節電ムードにも合っているテーマなので、夏休みの自由研究がまだ残っているなら、これを選ぶしか無い!っていうくらい素晴らしいキットだと思います。w
今度は、失敗したオリジナル試作機の羽根や、ペットボトル台、尾翼などを付けて、風力発電機らしく改造したいと思います。