海でiPhone防水ケースの実力を試す:サンワのシースルー防水ケース

iPhone4s OK

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かねてから試してみたかったiPhoneの防水ケースを実際に海で試してみました。

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場所は三浦海岸の和田海水浴場です。
★★★再び、和田海水浴場で水中撮影してきました★★★

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家からラップ持ってくるのを忘れたので、割高でしたが近辺のコンビニで買いました。

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先ずは万一を想定して、風呂場での実験と同じ様にサランラップで巻きます。

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カメラにはシワが寄らない様に、ピッタリと貼り、

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液晶に余りが極力かからない様にハサミでカットします。

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ケースに入れるとこんな感じです。ラップしても完全浸水なら焼け石に水ですが、水滴程度なら防げます。
もちろん、自宅でデータのバックアップ済みです。

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カメラを使うので、装着は付属のスリングを使い、少し短めに首から下げました。(装着の様子は前回の記事で)
首から下げて遊泳する場合は、誤って首が締まらない様に注意が必要です。海面でも海中でも思ったより波や水流でケースが持っていかれます。
撮影には、様々な機能の付いたCamera Geniusを使用しました。
ガイド、全画面シャッター、ズーム、ビデオ撮影を搭載しているからです。

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ラップしてても操作可能なのは自宅で確認済みです


先ずは、泳いで実験です。 サランラップが反射してか、日光が強すぎるのか液晶が見えず、レンズの方向で写真を想像しながら撮影です。
でも、首から下げたまま平泳ぎなどする程度では、全く浸水しませんでした。

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ちなみに、防水ケースを付けてても、ちゃんと普通の写真も撮れます。

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ファインダーにしている液晶画面はガイド以外ほとんど見えなかったのですが、景色の青い空もキレイに撮れてます。
ちょっと怖くて巻いてましたが、結局ラップは要らないかもしれません。

そして決心が付き、いよいよ潜りました。

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と言っても、潜ると波に揺られるし、海中は濁っているして、まともな写真が撮れませんでした。
そこでビデオに切り替えて、魚を追いかけてみました。

群れが多ければ、何となく分かる感じです。
驚いたのは、海中でもタッチ操作ができたことです。ケースやらラップで包まれているので少々操作しづらいですが、写真撮影なら全画面シャッターにしておけば問題ありません。

もう少しキレイな海で試してみたいですね。あと、iPhone3GSは解像度が低いので、iPhone4で撮影してみたいところです。

1点失敗で気付いたのが、ケースの大きさが少しブカブカなため、iPhoneが中で動いてしまう事です。カメラのレンズが窓からズレてしまい、せっかくの撮影が台無しになってしまいます。
これはラップを小さく丸めて詰め物にすることで解決しました。

防水ケースに入れた後、画面を消すのを忘れていたので、あっという間に電池が切れてしまいました。自動ロックは1分にしておいた方が良さそうです。

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娘が見つけてきた貝です。中身も詰まってます。防水ケースをしてても、こういう普通のスナップ写真も意外にキレイに撮れてました。

今回は、数mとか深く潜る事はしませんでしたが、1m程度の潜水なら浸水しないことが分かり、防水ケースは思ったより安心できることが分かりました。(でも、使用は自己責任なので、事前にバックアップなど悔いが残らないような準備が必要です)
来年は、もっとキレイな海で、出来ればHD撮影できるiPhone4で試したいところです。あと、素潜り用の準備も忘れないようにと思いました。


私の使っていたタイプは生産終了し、新型が出たようです。
中が見やすくなってますね。

<追記>—–
当日は先入観から通話はできないものと思ってました。自宅に帰って、iPhoneをケースに入れ、嫁と通話を試してみたところ、なんと普通に会話出来るじゃありませんか。こうなると、iPhoneを野外での全天候型緊急通信手段として使えるので、この防水ケースの有用性は計り知れませんね。
ただ、ケースのイヤホンジャックを繋がない様にしないと音が聞こえないかもしれません。通話音量も大きくしないと海では音が聞こえないかもしれません。あと、画面が付きっぱなしにならない様に、自動ロックをかけないと、バッテリーがあっという間に切れてしまいます。
カメラは使わずに通話だけ出来れば良いなら、手を使うことが多いシチュエーションでは腕に巻く方が安全ですね。(カメラを使用するか否かで、ケースに入れるiPhoneの方向が変わります)
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