Oculus QuestでVRを冒険

昨年、Oculus GoでVRの世界に足を踏み入れましたが、今年はOculus Questでもう少し突っ込んだVR体験をしてみることにしました。

まずはOculus Quest開封の儀です。

Oculus Goの時に余裕を設けたダンボール箱で送られてきたので心配はしていませんでしたが、今回も左右にクリアランスを設けたダンボールで送ってくれました。

パッケージは、Goの時と違って少しアッパーグレードな雰囲気です。さらにオシャレ感が増しました。
また、横幅が2倍近くデカイです。

Questでは、Goの時よりパッケージの中には少し余裕がありますが、無駄なくキッチリ収められた感はしっかりと踏襲されています。

付属品一式です。
Questにも眼鏡スペーサーが付属します。今回はお世話になることにしました。
Goと大きく違うのはコントローラが2つになったことです。これがGoとのVR体験を決定的に違うものにしてくれます。
説明書などはGoの時同様、多国籍仕様で必要最低限のことしか書かれていませんが、今回もGoの時より更に分かりやすい解説動画がスマホのOculusアプリで見ることができます。(GoもQuestもセットアップにOculusアプリが必要です。AppStoreやGooglePlayでインストールできます)
そう言えば、Questではレンズ拭きが付属してなかったかもしれません。

余談ですが、Oculus Goが途中からAmazonで買えるようになり、Questも発売前から予約を受け付けていました。
私も5月頭に即予約しましたが、Amazonの手違いか残念ながら発売日に発送されないという「事件」が発生し、1週間経っても到着予定日が決まらないという事態になりました。
Amazonポイントが付かないのは悔しいですが、やむなくAmazonをキャンセルしてOculus公式で発注し直しました。
Oculus公式には金曜日の夜に発注し、月曜日には発送され、1週間かからずに到着するというスピード購入ができました。Oculus製品を早く手に入れたいなら、やっぱり公式が良いのかもしれません。
その後、Amazonからはキャンセルした顧客へ一斉に、お詫びのAmazonギフト券1000円分が配られました。

Oculus Questではベルト部分が一体となり、頭の上のベルトは外せなくなりました。Goに比べて6DoFとポジョショントラッキングを活かした遊びが一番の売りなので、できるだけHMDを頭に固定するように作られています。そのため、プレイ後は多少前髪がグシャグシャになります。
Goと比べると最初の頭への固定が少々面倒です。ただ、1度自分仕様に固定すれば、ベルト部分が一体でヒンジからスライドするおかげで脱着は楽になります。
本体を外す時、メガネ族は後頭部にベルトをひっかけるように本体を前に引っ張って(スライドさせて)から、最後に本体を軽く上に回して外さないと、メガネが本体に引っかかります。

HMDは、Goに比べてやっぱり少し重いですね。ファンの音は最初だけ気になりますが、没入すると気にならなくなります。
左右レンズの間の距離を調節できるからか、画像はGoより良く感じる気がします。(実際、解像度も若干Questの方が上です)

Oculus Questのフロントパネルは曲面なので、Goのようにシールでオリジナリティを出すというのは容易ではなくなりました。

Oculus Questの6DoFやポジショントラッキングも凄いのですが、コントローラーもGoから比べると凄い違いです。
まず操作できるボタンや十字スティックの数が違いますし、コントローラも位置や向きをトラッキングできます。
このおかげで、ゲームなどのアプリも操作の自由度が全然変わってきますし、ゴーグル被ってVR世界に入っても、実際にコントローラが置いてある場所と同じ場所に表示されるので探さなくて済みます。(HMDの外を簡易的に見れるシースルーもできるので、より探しやすいです)

QuestもGoと同じく、スマホのOculusアプリを使ってセットアップします。
Goとかで既にiOS版Oculusアプリを使ったことがある人は、最初にアプリからBluetoothでQuestを探すメニューでQuestが現れないかもしれません。
その際は、Oculusアプリから1度ログアウトして、再度ログインすると現れるようです。(私もそれにひっかかりました)

こんな感じで、モバイルVRがどんどん進化しているのをOculus Questで実感できました。

<追記>

忘れないようにメモ書きです。
Oculus Go同様に、MacのAndroid File Transferを使ってQuestの中へファイルを送ったり取ってきたりできるのですが、USBケーブル繋いでも認識されないことが多くなりました。

そんな時の解決方法として、Oculusアプリ(自分のはiPhone)で開発者モードのスイッチをオン/オフ切り替えすると認識してくれました。
手順は、
①ケーブルを外して開発者モードをオフ、AFTも終了しておく
②開発者モードをオン
③ケーブル接続
④Quest側でアクセスを許可
⑤AFTを起動

開発者モードは、Oculusアプリの設定>Quest端末>その他の設定にあります。