スマホVRゴーグル

<2018/5/12 VRGOの記事から移動>

何はともあれ実際にVRを試してみるということで、Amazonで1000円ちょっとで買ったスマホVRゴーグルです。

Amazonでは星の数ほどスマホVRのゴーグルが売っているのですが、どれもなかなか厳しいレビューが書かれていました。 その中でも、良いレビューが多かったのがこのゴーグルでした。 実際に手にしてみると、ほとんど樹脂で作られていて意外にしっかりした造りでした。 また、焦点距離だけではなく瞳孔間距離も調節可能で、スマホのカメラ窓が付いているのでARにも対応という優れものでした。

前面をスイッチでパカっと開けると、こんな感じでスマホがセットできます。(私の端末はiPhone6なのですがピッタリ収まりました) 思ったよりはやりやすいですが、セットしてからはホームボタンもタッチパネルも触れないので、予めアプリを起動してからセットするのが何とも煩わしいです。 でも、初めて装着した時は、なかなかの感動でした!

この製品でも視野角が96度あるので、スマホの画面さえ大きければ、割と没入感があります。 こういうのはやっぱり、実際に試してみないと分からないですね。 AppStoreで見つけた2〜3のVRアプリを試した後は、さっそく自分でUnityで作ったアプリを試しました。

UnityはiOSのアプリで書き出す際に、予めVRの見え方(2つに分かれた画面)でビルドできるので、VRを楽しめる舞台さえ作っていればすぐに試せます。 幸い、iPhone向けに作る予定で挫折していた島があったので、それを書き出してみました。

ゴーグルを付けないで2つの画面だと見づらいのですが、これをゴーグルで見ると島にいるような気分になります。

スマホVRアプリ、特にiOSで残念なのが、リモコンが無いと世界を見回すことしかできないことです。 私はiPhone用のゲームコントローラー「Stratus XL」を持っていたので、これをアプリで使えるように設定して世界の中を移動してみました。 この島は脱出ゲームを想定して作ったのですが、アプリだと視点を変えたり移動しようとすると自分の指が邪魔になって興ざめでした。 でも、VRだと世界の中を歩き回っているようで楽しいですね〜。

この安いVRゴーグルでVRが想像してたよりも楽しいことが分かったので、次のレベルへ移ることにしました。