SteelSeries Stratus XLをファームウエアアップデートしてiOS10で使う

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2015年に入手したSteelSeries Stratus XLという外部コントローラを久々にiPhone6で試したら動かなかったので、動かす方法を調べてみました。

いろいろ調べたら、ファームウェアをアップデートできるとSteelSeriesの公式ブログに載っていました。

Is the Stratus compatible with iOS10 Support

どうやら、Stratus XLをUSBケーブルでパソコンにつなぎ、パソコンのOSに対応したアップデータでファームウェアをアプデできるらしいです。
実際にやってみました。

SteelSeries Engine Software GameSense Customization SteelSeries

アップデータは、公式サイトのダウンロードページの一番下にありました。
Macの場合はStratus XLの欄のOSXをダウンロードします。
ダウンロードしたpkgをダブルクリックしてインストールすると、アプリケーションフォルダにStratusXL SystemUpdateというアプリが生成されるので起動します。

SteelSeries

まだStratus XLを繋げてないのでPlease connect…になってます。
これでパソコン側の準備はOKです。

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次は、Stratus XL側の準備です。
最初に戸惑ったのが、本体のどこにもUSBを挿す口が見当たらなかったことです。
で、ひょっとしたらと電池のフタを開けてみたら、電池の隙間からミニUSBの口が見えました。w

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ここに、こんな感じでUSBケーブルを挿します。
反対側はパソコンです。私の場合は、MacBook12インチ(2015)にUSB-Aアダプタを着けて繋ぎました(ちなみに、マルチポートアダプター経由でも問題なく繋がりました)。
繋ぐ時はStratus XLの電源を切っておきました。

これでアップデートの準備が完了です。
アップデータのアプリを開いた状態で、Stratus XLの電源を入れます。USBケーブルが繋がって入れば電池は不要です。

SteelSeries

Stratus XLを認識すると、StratusXL controller connected.と表示されます。
出てこない時は、ケーブルを繋ぎ直して電源を入れ直してみてください。
心の準備ができたら、アップデートを開始します。
(画面はアップデートが終わった状態です。アップデート前には、CloseボタンじゃなくてStartボタンになっていたと思います)
なぜ、心の準備が必要かというと、基本的にコンピュータ機器のファームウェアをアップデート中は、電源を消したりケーブルを抜いたらぶっ壊れるからです。
そういう意味でも、バッテリー駆動するノートパソコンでファームゥエアをアップデートすることをお勧めします。ノートPCなら停電しても関係ないので。(もちろん、バッテリーを十分な充電量にした上で)

ファームウェアのアップデート中は、ひたすら我慢して待ちます。
もうフリーズしたんじゃないかっていうくらい無反応です。でも、信じてひたすら待ちます。
私の場合は、体感で3〜4分かかった気がしました。

完了すると、「最後にStratus XLの電源を切ってから、電源を入れたらアップデート完了」と英文で表示されます。
言われた通りに電源を入れ直すと、アプリのプログレスバーの上にNo update necessary.と表示されてアップデート完了です!

iOSで様々な安い外部コントローラが発売されてきましたが、iOSのメジャーアップデートと共にほとんど使えなくなったそうです。
そんな最中、SteelSeriesの製品は決して安くないですが、ちゃんとファームウェアでOSのアップデートにも対応していく姿勢は好感が持てますね。