Unity始めました:Unityでスマホゲームを作る

昨年は、Flashを使ってiPhoneゲームを作り、無事にリリースできました。
ただ、Flashに毎月3200円のサブスクリプション料金という負担が大きかったです。
前から気になっていたUnityのiOS Basic(Proじゃない方)が無料になったと言うことで、Unityを始めてみる事にしました。

まず、何はともあれMac用のUnityを本家サイトからダウンロードしてインストールしました。
無料なので安心ですね。

インストールにあたっては、.dmgファイルをダブルクリックすれば、他のアプリケーションと変わらず何の問題も無くインストールされました(OSX Mavericks)。

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Unityの画面は、一見すると3DCGソフトのような感じです。
使ってみると、昔使っていたLightwave3DのLAYOUTのような使い心地でした。

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試しに、最初から入ってるサンプルゲーム「AngryBots」のプロジェクトを開いてみましたが、これ見ただけで「スゲー」ってモチベーション上がります!80年代のセガのゲーム「エイリアンシンドローム」(古くてごめんなさい)を彷彿とさせる見下ろしタイプのゲームで、もちろんフル3Dです。
開発環境(つまり改造だってできる)の状態で、Gameタブで再生ボタンを押せば、すぐにゲームがプレビューできます。
Unityの凄いのって、他人の作ったプロジェクトを簡単に開いて試せることだと思います。

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あと、本家のAssetStoreにある「Bootcamp」っていうサンプルも凄いです。12年前くらいにハマった「OperationFlashpoint」みたいな3D戦争ゲーが再現できそうな出来でした。
このAssetStoreってところで、サンプルプロジェクト以外にも素材(3Dモデル、テクスチャ、アニメーション、スクリプト、音、プラグイン、その他何でも!)となる全てが無料・有料で手に入るのがUnityの一番凄いところと、あちらこちらで叫ばれています。
AssetStoreで素材をダウンロードすれば、自前で素材を用意しなくてもゲームが作れる勢いです。

Unityは本家の日本語ドキュメントが充実しているし(YouTube使ったTutorialなんて日本語の字幕が入ったものまである)、WebでUnityに関する情報をググって学習しても良かったのですが、その方法で昨年はCocos2D(Kobold2d)の学習に失敗して半年を無駄にしたので、今回は参考本を買って時間を金で買う事にしました。


最初に買った書籍は、「Unityで覚える遊びのアルゴリズム ゲームの作り方」です。
選んだ理由は、初版・最新の第4版ともに新しかったこと(2013年3月と9月)、立ち読みして分かりやすかったことです。特に、サンプルのゲーム数が他のUnity本より多く(ソースコードDVD付き)、タイトル通りゲームのアルゴリズムに特化した本だったのも理由の1つです。
(※ちなみに、この本の対象読者はUnityの基礎を学んだ人が対象)

この本の0章を学習した後のUnityの第一印象としては、Flashと3DCGソフトを合体させたような感じです。ただ、スクリプトに使える言語はJavascriptとC#とBooです。

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スクリプティングは、Unityをインストールすると付いてくるMonoDevelop-UnityというIDEで行い、それをUnity3Dの方で適用する感じみたいです。

Uintyのために、参考本と21インチのLCDとディスプレイアームを購入したので、昨年のように出だしがグダグダにならないよう、今年こそサクサク進めていくつもりです。