Macには画面のスクリーンショットを撮るショートカットがあるのは知っていましたが、メニューをプルダウンした時のキャプチャを撮るためにvinelinuxみたいにタイマー付きスクリーンショット・ユーティリティがあったら良いなと思ってググッてみたところ、

標準でグラブというアプリが入っているのをAppleのオンライン・ドキュメントで見つけました。

グラブは、ラウンチャーの中のユーティリティに入っています。

起動すると、シンプルにメニューバーだけ表示されます。
「取り込み」のサブメニューに、「選択部分」、「ウインドウ」、「スクリーン」、「タイマー」が現れます。
最初の3つは、前述のショートカットにもあるので、ショートカットを覚えてしまえば使うことが無いかもしれません。
タイマーは、前述のvinelinuxのスクリーンショット取得ツールのように、時間差でシャッターを切るモードです。
残念なのは、遅延時間が10秒固定で、vinelinuxのように時間を設定することが出来ないことです。

使い方は簡単です。各モードをプルダウンで選ぶと、小さなウインドウが現れます。青いボタンで作業を決定すると、カーソルがカメラなどに変わります。

対象をクリックしたり選択範囲を決めると、スクリーンショットが撮れます。
撮れたスクリーンショットはウインドウで表示されるので、cmd+sか、cmd+wで保存したり消したりします。

欠点は、キャプチャがtiff形式で保存されてしまうので、twitterなどtiffに対応していないサービスへ画像を添付するには、Macのプレビューアプリなどを使ってjpeg形式に書き出さなければならないことです。

まぁ、タイマーが使えるので、とりあえず活用することにしました。