購入済のアプリをいつでもダウンロードし直せるようになったAppStoreアプリ

iPhoneは、パソコンが無ければ端末のアップデートが出来ないことがネックでした。
次のiOS5からは、すべてがクラウドベースになることで端末のみの利用が可能になります。

今までも、ゲットしたアプリはAppStoreから何度でもダウンロード可能でした。
しかし、iPhoneからアプリを削除すると、その後再びそのアプリを入れたい際に、購入していたかどうかが分かりにくくなっていました。
なので、アプリをゲットしたらiTunesに同期して、一番信用できる自分のパソコンに保存するようにしてました。
これがiCloudになると、自分のパソコンの代わりとなるAppleのサーバーのおかげで、いちいち同期して「確保」しなくても大丈夫になります。
その兆候とも言える機能が、早くもAppStoreアプリに付いていました。

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AppStoreアプリのアップデートメニューに、今まで無かった「購入済」という欄が追加されています。
これをタップすると、、、

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今までに購入した全てのアプリをリストアップしてくれます。

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しかも、冒頭で述べた「削除したけど、後で入れたい」アプリに便利な「iPhoneに無いアイテム」というソートまでご丁寧に用意してあります。

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もちろん、購入済アプリの中で検索もできます。リストの一番上で、クイっと引き下げれば、おなじみの検索窓が現れます。
残念なのは、検索に時間がかかることです。これは、既に長い時間をかけてダウンロードしたリストからではなく、もう一度AppStoreへ接続して絞り込んだリストを表示させるからだと思います。

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そして、各アプリ欄の曇りアイコンをタップすれば、、、

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好きな時に再インストールできます。ソートが「すべて」の時は、「インストール済み」というサインがあるので、どれがiPhoneに入っているか分かりやすいです。

1つ気になるのは、iPhoneさえ操作できれば、購入したすべてアプリが誰でも見れることです。
まぁ世の中には、それじゃ困ると言う人もいるでしょうからw、「購入済」をタップする際に、AppleIDを入力するようになった方が良いかもしれませんね。

<追記>—–

アプリの欄を右にスライドすると、非表示にできました。
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と、実は最初から付いてても良かったんじゃ無いか?という機能ですが、iPhoneのスタンドアローン化がどんどん進んで、使いやすくなってくれるのは歓迎ですね。