ちぎり絵

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久々に娘が、絵を一緒に描きたがったので、たまには趣向を変えて「ちぎり絵」をやることにしました。

「絵筆を持って絵を描く」というのとは少し違いますが、紙をちぎって貼るのはストレス解消になるし、一緒にやって楽しい創造活動です。

用意する材料は、台紙になる厚紙と、糊、折り紙の3つです。
台紙は、水で薄めた糊を使うので、厚い方が乾いた時にグニャグニャになりにくいです。空き箱に一面をカットしても良し、ダンボールを使うのもアリだと思います。
糊は、ヤマト糊が水で薄めやすくて良いです。水糊も使えないことは無いですが、薄めた時の延びが弱くなります。
あと、折り紙と書きましたが、使うのは何でもOKです。
チラシでも、新聞でも、和紙でも、変わった雰囲気が出て良いと思います。
ただ、最初の内は、子供にとっては単色の折り紙の方が、頭で想像した絵に近づけやすくてやりやすいかもしれません。
あと、糊で手がベタベタになるので、濡れタオルと乾いたタオルが必要です。

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適当な皿に糊を出し、水で薄めます。皿が無ければ、写真のように空きビンの蓋でも良いと思います。

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糊の濃さは、薄く伸びる程度なら適当で大丈夫です。
糊に水を加えたら、指でグイグイ混ぜます。この作業から、思いっ切り楽しんで行きましょう。

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あとは、紙をちぎっては貼り、ちぎっては貼りの繰り返しです。
初めの内は、台紙に下書きをした方が、ちぎって貼る作業に集中できるかもしれません。
ちぎる際は、思い切ってビリビリちぎって、作業を楽しんじゃいましょう。ちぎった紙のフチをキレイにする必要なんて全然ありません。むしろ、ちょっと表面とは違う紙の断面が顔を出すくらいが、味が出て良いと思います。

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こんな感じで、風景を描くもよし、静物画や人物画を書くもよし、ただただ貼りまくって何となく色のパターン画を作るもよし。
絵筆を使う絵とは違って、親子で会話を交えながら楽しめる遊びだと思います。