iPhoneで災害用伝言板を使う

先日の大震災で、携帯電話の災害用伝言板(TVCMで流れてますね)の使い方が分からなかったため、長時間に渡って家族と連絡が取れませんでした。これを反省し、iPhoneで災害用伝言板を簡単に扱える無料アプリをゲットしました。

Softbankがリリースしているのもので、中身はブラウザベースのアプリですが、緊急時で気が動転しているときには、ブラウザからサービスへアクセスするよりも、単機能のアプリで手順に従う方が操良い気がします。

それでは使い方を説明します。

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緊急時に使うアプリなので、先ず注意点です。
このアプリは3G回線専用なので、WiFiでは使えません。うっかりWiFiモードで開くと、アプリを消すまでエラー地獄にハマります。
ここは自動で切り替えますくらいやって欲しかったですね。

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さて、アプリを起動すると、このトップ画面が開きます。
このアプリでやることは、いたってシンプルです。
伝言を書く(登録)、伝言を見る(確認)、伝言を消す(削除)、この3つしかありません。自動Eメール送信設定をしておけば、伝言を書いた際に、見て欲しい相手にメールを送ることも出来ます。
試しに、登録をタップして伝言を書いてみます。

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伝言の登録は、家族や友人が自分の安否を確認できる内容を、伝言として書き残します。
状態欄に予め用意されたプリセットの伝言をチェックすれば、テキストを入力することなく伝言を書くことが出来ます。
もちろん、コメント入力に自由な文章を書くこともできます。また、書かなくても大丈夫です。急いで安否を知らせるなら、プリセットで取り敢えず送って、後でゆっくりコメント入力すれば良いと思います。
今回は、試しにテストと入れました。

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送る伝言を決めたら、画面をスライドさせて登録ボタンをタップします。
これで伝言を書く(登録する)のは終わりです。
登録ボタンの下へスライドし続けると、入力についての注意書きがあります。コメント欄は100文字までしか入らないようです。

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あと、共通のインターフェースですが、画面左上の情報をタップすると、情報を表示します。
画面右上のヘルプをタップすると、ヘルプ画面を表示します。
画面左下は再読み込みができ、画面右下はトップ画面へ戻ります。

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次は伝言の確認です。トップ画面の確認をタップして、この画面を表示します。
伝言の確認は、例えば家族や友人など、自分以外の方の伝言を見る際に使います。
先ず、誰の伝言を見るかを決めるため、その相手の電話番号を入力します。

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相手が、伝言を書き残していれば、その伝言を見ることができます。
相手が複数の伝言を残していれば、日時でリストが並んでいきます。
見たい日時をタップすれば、、、

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その内容が表示されます。
伝言の確認は、これで終わりです。
基本的には、この登録と確認だけでアプリの目的はほぼ完了します。

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次に、自動Eメール送信設定の説明です。これは、事前にメールアドレスを登録しておけば、伝言を登録した際に、登録されたメールアドレスへ通知メールを送信できる機能です。
登録できるのは、メアドだけです。

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メール送信設定をしておけば、キャプチャのように、伝言を登録した後に通知メールを送ることができます。
家族や友人が多い場合、登録できるメアドが3通なのはチョット少ないですね。

と、こんな感じでインターフェースは味気ないですが、緊急時には役に立ってくれそうなアプリです。
もし、また大きな地震が起きたら、今度はすぐに伝言を残して家族を安心させたいと思います。

このアプリをiTunesStoreでチェック!