ワイヤレスオーディオレシーバで邪魔なケーブルとはさようなら:DRC-BT30

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GPSトラッキングが出来て音楽が聴けるので、ジョギングの時は常にiPhoneを腕に巻いているのですが、ケーブルが手に引っかかって邪魔だなぁと思っていました。
いろいろ調べたところ、iPhoneはBluetooth機器と接続できるので、様々なワイヤレスヘッドホンを使えることが分かりました。

★★★使って1年経ったレビューはこちら★★★

ただ、ステレオのワイヤレスヘッドホンと言うと意外に値段が高いです。 また、通勤の時もケーブルがカバンに引っかかって邪魔だと思っていたのですが、汗まみれになるジョギングのヘッドホンとは使い分けたいです。
調べている内に、ヘッドホン部分が交換可能なワイヤレスオーディオレシーバーがあることを知りました。その中でも、安くて比較的高機能なSONYのワイヤレスオーディオレシーバーDRC-BT30を買ってみました。

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DRC-BT30のインターフェースはシンプルです。
POWERと書かれた丸いボタンが電源スイッチです。本体の左側面に付いています。
誤操作防止のため、1.5秒ほど長押しで入/切します。

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電源を入れるとヘッドホンから音が鳴り、本体天面にあるLEDが青で点滅し始めます。使用中はこの青い点滅が続きます。電源を切るときは、暫く青で点灯するので分かりやすいです。
バッテリーが少なくなると赤で点滅します。 バッテリーが残り僅かになると、赤の点滅が速くなるのも分かりやすいです。
ちなみに、写真の通り、イヤホンジャックもLEDと同じ本体天面にあります。

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四角いスティックで再生に関する操作をします。 再生/停止を切り替えは押す、音量調整は上下、曲の巻戻し/早送りは左右です(左右はiOS4.1以降対応)。
スティックの下にはマイクと電話ボタンがあります。 マイクの感度は思ったより良好で、静かな所なら胸ポケットに本体を付けたまま会話ができるくらいです。
電話ボタンは、1回押しで音声コントロール、長押しでリダイヤルになります。 でも、iPhoneの音声認識はイマイチなので、ほとんど使う機会が無いかもしれません。

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本体の右側面には、充電端子が隠れているフタが付いています。その下には、向上出荷状態にできる初期化ボタンが付いてます(まだ使っていませんが、恐らくBluetoothのペアリングを初期化するものだと思います)。

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充電端子のフタを開けて付属の充電ケーブルを挿すと、こんな感じです。
充電端子の隣に見える小さなボタンがペアリングのボタンです。iPhoneに初めて繋ぐ時だけ使います。iPhoneに初めて繋ぐ時は、

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iPhoneの設定アプリにある、「一般」の次の「Bluetooth」に設定画面があります(キャプチャでは、既にペアリング済みなのでDRC-BT30がリストアップされています)。
iPhone側でBluetoothをオンにするとBluetooth機器を検索し始めます。その後にDRC-BT30のペアリングボタンを押せば、すぐにこの画面にDRC-BT30がリストアップされて接続されます。
1度接続すれば、2度目の接続時からはキャプチャのようにDRC-BT30がリストアップされていますが、検索中のままでなかなか繋がらない時があります。そんな時は、このリストアップされているDRC-BT30を押せば、すぐ「接続されました」になります。

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付属の充電ケーブル(黒い方)です。両端は、USB端子とminiUSB端子です。先日購入した60cmのダイソーで売ってたiPhone充電ケーブルよりちょっと短い程度です。残念ながら、ACコンセントから充電できるアダプタは付いていませんでした。つまり、パソコンで充電することが暗に推奨されているようです。電源容量とかが自分で計算できれば、iPhone付属のACアダプタが使えるとか分かるんですけどね。。。
あと、試してみたら、昨年購入したDrソーラー充電池でも充電できました。移動中のiPhoneの充電は、ほとんどPowerStationでやるようになってしまい、Drソーラーの活躍できる場面が無かったのでコレは嬉しいです。

気になる電池の消費率ですが、満タンにすれば連続2時間30分~3時間くらいは使える気がします(購入から3週間程度、1日まとめて1時間半くらいで、ほぼ毎日使用)。まぁ、10km程度のジョギングや片道1時間程度の通勤なら全く問題ない長さです。
逆に、満タンに充電するには結構な時間がかかります。充電が終わるまで気にして待ったことは無いのですが、だいたい1時間30分から2時間の間に終わります。
充電中はLEDが赤で点灯し、充電が終わると消えます。
今どれくらい電池残量があるか分かりにくいので、PowerStationのようにワイヤレスレシーバーの電池残量が4段階くらいのLEDで分かると良いなと思いました。

また、電池消費に関しては、Bluetoothを使うiPhoneの方が気になります。
私のiPhone3Gsでジョギングしたところ、70%あったiPhoneの電池残量が、1時間10分で32%にまで減りました(RunkeeperでGPS起動、iPodをバックグラウンド再生してBluetoothを使用)。
ここは、電池残量が今後伸びていく(はずの)新型iPhoneに期待していくしかないですね。

いろんなワイヤレスオーディオレシーバーのレビューを見たところ、音質が悪く、ひどくなると雑音がしたり、ブチブチ切れるというものがほとんどでした。そんななか、DRC-BT30だけは雑音に関することが書かれていなかったのが購入の決め手になりました。
聞いてみると確かに雑音は感じられず、音質は通勤やジョギング中に使う分には対して気にならない程度です(有線のヘッドホンと聴き比べればさすがに音質が悪いと感じます)。

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強いて難点を挙げるとしたら、本体の厚みだけは購入前に気が付きませんでした。上から見ると、こんな感じです。正方形の断面を持つ直方体と言った感じです。

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本体を10円玉に乗せるとこんな感じになります。
PCの画面で正面からの写真を見ていた時は、薄いボディを勝手に想像していましたが、パッケージから本体を取り出した時に思わず「厚っ!」と口に出してしまいました。 まぁ、これも使っている内に気にならなくなりましたが。。。

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あと、Amazonのレビューにクリップの締まりが甘いと書かれていましたが、そちらは余り気になりませんでした。 実際にジョギングで使ってみて、シャツの襟元に挟んでも落ちそうになることは全くありません。

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RDC-BT30を胸ポケットに付けた際の写真です。
これでiPhoneのケーブルから解放されました!iPhoneはカバンにしまったまま音楽を聴いたり、かかってきた電話に応えることができるので、とても便利です。

<追記>—–
使っている内に、Bluetoothレシーバーとヘッドフォンを分離できるメリットが1つ分かりました。レシーバーの電池が切れてもヘッドホンを直接iPhoneに繋ぐことができることです。
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