キレイ好きにはタマラナイ強力な吸引力のdyson

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dysonが我が家にやってきました。

先日、嫁の誕生日にと、お義父さんから掃除機の小型版ダイソン(DC26)を買ってもらってました。
我が家の掃除機は、10年前の結婚当初から使っていた旧松下の擬似サイクロン方式でした。紙パックが要らないので重宝していたのですが、フィルターはマメに掃除しなければなりませんでした。
ボンっと音がなって止まることが2度ほどあり修理にも出したのですが、もう限界だろうとちょうど次の候補を探していたところでした。

白物家電と言えば国産です。東芝やパナソニックの製品付近でウロウロしてアピールしていたのですが、嫁と義父は真っ先にダイソンの店頭デモへ直行。私のアピール虚しく、2人はダイソン店員の説明に聞き入っていました。
そんなに良いのかと店員への質問攻撃で揚げ足取るつもりが、逆にコレイイねと私も納得してしまいました。 (汗

ダイソンのメリットをまとめると、こんな感じです。
1)吸引力が、とにかく凄まじい。
2)メンテが簡単
3)いつまでも吸引力が変わらない(らしい)

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購入早々、自宅のカーペットで試してみたところ、

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いきなり、ホコリと砂混じりでワンサカとゴミが取れました。
しかも、当日に掃除したばっかりで「掃除した後は気持ち良いね~」とか言って、家族でゴロゴロと寝転がっていたカーペットです。。。

では、お約束のレビューです。

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梱包は、イギリス製だからか、最近のトレンドだからか、発泡スチロール無しの簡易梱包です。
dysonは頑丈だと、デモ店員も自信有り気に説明していました。確かに無骨なデザインで丈夫そうなので、過剰梱包は不要ということでしょうか。

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ちなみにダンボールは派手に商品詳細を描きまくっています。技術力に自信があるのでしょう。

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ダンボールの側面にはサイクロン技術の図解が。メカ好きな私はワクワクするパッケージです。

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社長のダイソンさん。開発者です。開発者の写真とメッセージがダンボールに載っている家電っていうの珍しいですね。さすがはイギリス。

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本体です。ホースは本体にくっついているので、巻きつけて収納するスタイルです。
なんかサイボーグというか、生き物っぽいですね。

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パイプを付けると、こんな感じ。これじゃ収納できないので、さっきのスタイルに分解するのが良さそうです。

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各パーツは全体的に無骨でお世辞にもスマートなデザインとは言えません。私はカッコよくて好きですが、苦手な人はいるかもしれないデザインです。

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これがdyson掃除機の充実したアタッチメントの数々です!
この中でも無骨さが際立つのはパイプとメインブラシです。敢えてこうしたのか、こうするしか無かったのか、好き嫌いがハッキリするデザインかもしれません。

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こちらは、そのパイプが伸びた状態。
上位機種は、柄の部分がジャバラ状に短く縮められるようになっているのですが、スマートさとは程遠い、例えるとしたら戦車のシュノーケルのような無骨さでした。

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縮めるとこんな感じ。無骨な感じがロケット弾みたいです。

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こちらがメインブラシ。首廻りが非常にサイボーグチックなデザインです。
これのおかげで、、、

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旧我が家の掃除機に装備されたクルピタヘッドで楽々入った狭い隙間も、

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見事入りません。w

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そんな時は、豊富なアタッチメントを交換してカバーします。

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スイッチが付いていて、強力な吸引力を活かした送風でブラシを回すことができるようになっています。

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ブラシはコインが1枚あれば、簡単に分解できます。この簡単さは、メンテナンス担当の私にとって嬉しい仕組みです。

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次にdyson掃除機のアタッチメントで特徴的なのは、布団ブラシです。

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裏にフェルトのような生地が付いていて、やさしく対象物のゴミを吸い取ります。

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ピアノの掃除にちょうど良いです。

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他にも細かいところを掃除するのに便利なアタッチメントがたくさん付いています。
特に細いノズルは、ふすまの下に溜まりガチなホコリを、強力な吸引力を集中させてスパっと吸い込みます。
ちなみに、タタミでターボブラシを回してはいけないと注意されました。威力が凄すぎて、タタミが傷つくそうです。

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本体からゴミケースを外すのは、フィルタが無いので超簡単。
取っ手にあるツマミがリリースツマミ。
ちなみに、赤い入/切が電源、巻いているコードのアイコンが巻き取りボタン。
取っ手のツマミを倒せば、

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スポっと外れます。

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ケースが外れたあとの本体。本当にシンプルな構造です。
吸気と排気のゴムリングだけがケース内とのアクセス部分。

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ダンボールの絵にもあるように、ゴミ捨ても超簡単。

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ゴミ箱に持っていって、ケースの赤いボタンを押すだけ。
ケースの底が開いてゴミはゴミ箱へ。

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ケースに多少ゴミが入っていても、吸引力にはほとんど影響しません。
でも、ケースが透明なので気になるのであれば、ケースも簡単に分解できます。

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この通り。メンテナンス性はバツグンですね。

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困ったことがあればコールセンターへ、ということで電話番号も書いてあります。
その下に「フィルターは2年に1度洗う」とあります。
ん?フィルター?あるの?どこに…?
矢印の方向を見てみるとスイッチが…

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おぉ!なんとタイヤにフィルターが仕掛けられていたとは。w
まぁ2年に1度のメンテなら、何ともないですね。今まで、1ヶ月に1度は洗ってましたから。
でも、この開き方、子供の頃に見たアイゼンボーグを思い出しました。

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収納も重要です。前の掃除機よりもコンパクトさには欠けますが、押入れ棚には十分入る大きさでした。
特に、パイプが棚の奥行きにピッタリ50cmで入ったのはラッキーでした。

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吸引力は凄まじいですが、当然、音も凄まじいです。
2台のPCのファンが鳴り捲ってる部屋でさえAvg49dBのMax50dBですから、その凄さが分かると思います。
まぁ、普通に人の音声は聞き取りにくいです。

総論としては、
●音がうるさい
●デザインは好き嫌いが激しそう
●日本製に比べるとコンパクトさに欠ける
●日本製に比べると多機能性にかける
●日本製より遥かに高価
というデメリットがありながらも、
●恐るべき吸引力
●丈夫
●メンテが楽
という、掃除機としての基本的な部分は確実に日本製の上(若干斜め)を行っていると思いました。

掃除が好きで、毎日キッチリ部屋をキレイにしたい人には、120%以上の期待に応えてくれる掃除機だと思います。

昔、車用に安い充電式の掃除機を買って、全く吸わないので懲りたことがあったのですが、これだけの吸引力ならバッテリー式も車用に欲しいなと思う今日この頃です。

ところで、店で義父を前にニコニコ顏の嫁を見て、「買ってもらって良かったね」と言った直後にハッと気が付きました。この状況を見て娘は育つワケですから、30年後は我が身です。(汗)
今からコツコツ貯金せねばと思いました。