AutoStichやTiltShiftGeneratorのような面白い写真ツールは無いかとAppStoreを漁っていたらProHDRなるアプリを見つけました。
★iOS4に未対応なようで、写真を撮って合成中に落ちてしまいます(2010/7/10現在)★
HDRとはハイダイナミックレンジの略で、「通常の写真技法に比べてより幅広いダイナミックレンジを表現するための写真技法の一種。」とwikipediaに載っていました。
何だか小難しいですが、このProHDRというアプリに関して言えば、明るい写真と暗い写真を合成して見た目にちょうど良い明るさの写真を作ることと言えると思います。
理解するには、読むよりも試してみるのが一番手っ取り早いということで、早速購入してみました。
使い方は非常にシンプルなアプリです。
起動画面で、カメラで撮影するか、フォトライブラリから写真を使うかを選びます。
ちなみにSettingsで設定、Helpでマニュアルを表示します。
最初に明るいところをタップして、Take picture #1というボタンをタップして写真を撮ります。
次に暗いところをタップして、同様にボタンをタップして写真を撮ります。
1度をタップしてから、さらにボタンをタップするので、慎重に写真を撮らないと結果がズレてしまいます。
合成が始まります。3Gsでは、まぁまぁ我慢できる範囲(10秒程度)の速度でした。
こんな感じでプレビューが出ます。
今回、キャプチャを撮るのに、iPhoneのスリープボタンとホームボタンを押さなければならなかったため、大幅にズレてしまいました。
Brightness(明るさ)、Contrast(濃度)、Saturation(彩度)、Warmth(温かみ)をスライダバーで調整できます。
もちろん、調整しなくても写真に合わせて自動で調整されています。
Saveでフォトライブラリーへ保存、Emailで写真を添付してメール、Doneでメニューへ戻ります。
SaveしないでDoneしようとすると、警告も出してくれます。
いろいろ試してみました。
ららぽーと横浜です。普通なら2枚目で我慢しそうな感じですが、ProHDRだとイイ感じに撮れます。
ちなみに、楽してズレないように撮るには三脚が一番です。
iPhoneに三脚を付けるためのアタッチメントを付けて撮ってみました。
ズレもなくピッタリです。
なんかCGっぽくてイイ感じですね。
メニュー画面から行ける設定画面です。
オリジナルの写真(最初に撮る2枚)を保存する(Save original images)か、自動でスライダーを調整する(Automatic sliders)か、また保存する写真の多きさ(Save HDR with size)や、メールに添付する写真の大きさ(E-mail HDR with size)を決めることができます。
最後にヘルプは英語ですが、読めば何となく分かる気がします。
Tipsなども載っているので、役に立ちます。
フォトライブラリの写真も使えるので、別のカメラで撮ってiPhoneへ転送しても使えますね。
★★★アップデートでワンプッシュ撮影ができて、写真に撮影場所とEXIFデータが記録できるようになりました。★★★
★★★ProHDRで撮影した写真のギャラリー★★★